ようこそ、シックスクローヴズ へ!
培った経験と知識を最大限に駆使し、ぶどうの持つ本来の個性とポテンシャルを存分に生かしたワイン造りを常に心がけ、他にはない独自性に富んだワインを多くの飲み手に伝えていくーそれがシックスクローヴズの作り手としての信念と哲学です。
ワイン用ぶどう栽培に適した地中海性気候のカリフォルニアから気候、地域、また風土を生かして栽培された様々なぶどう品種を使った新しいスタイルのワインをお届けします。
名前の由来
SIX CLOVESの始まり
シックスクローブズのオーナー、平林園枝(ひらばやし そのえ)は信州のりんご栽培農家に生まれ北アルプスの豊かな自然の恵みに囲まれて育ち、祖父の実家は味噌醤油問屋、祖母の生まれも造り酒屋であったことから、幼い頃から発酵ものを身近に感じる機会が多くありました。成人したのちアメリカに渡米、家業とは縁のないビジネスキャリアを目指し一度はニューヨーク、マンハッタンの日系商社に勤務しながら会計の勉強を始めました。ところが世界中のワインが集中するニューヨークでワインの偉大さを知ったある日を境に、自分のルーツでもある発酵物を醸すワイン醸造のキャリアを目指すことを決意。醸造学勉学のためカリフォルニアに移住し、その後6年越しのゴールがかない2017年にシャルドネの醸造を手がけ、翌年18年には初ビンテージをリリースしました。この名前シックスクローヴズは新潟地方から渡ってきたと言われている祖先が薬売りの商売時代に使っていた屋号と名前”六丁子”にちなみ名付けられました。
醸造家への道
現在に至るまで
平林園枝はアメリカ、カリフォルニア大学、デービス校にて醸造学科卒業の後ナパのカルトワイナリーで研修後,南半球に渡りKusuda Wines (ニュージーランド)にて3ヶ月の研修を受ける。日本人の繊細さや几帳面さを持ってしてなし得る日本人ならではの高品質なワイン造りの真髄を学んだ。帰国後ロシアン リバー バレー の仕掛け役の一人として活躍したGary Farrellの立ち上げたワイナリーで研修。そしてチリのカサブランカ、Montsecanoにてアルザスのビオデナミ栽培の先駆者と知られるAndre Ostertagそして3人のチリ人アーティストのパートナーの下で化学一辺倒の近代ワイン醸造技術に逆行する自然農法の洗礼を受けその素晴らしさを知る。その後もカルフォルニアのビオデナミ農法の草分けと知られ,自然農法を重んじ生産者から多大な信頼を受けるTed Lemonの元、Littoraiで勤務をしカリフォルニアにおいて形に取らわれることのない気候風土を生かした繊細なワイン造りの可能性を学んだ。その後ナパで独自の栽培方法やワイン醸造へのアプローチを実施し数多くのヴィンヤードオーナー、ソムリエから支持されるSteve Matthiassonから収穫の仕事を通して刺激を受け2017年の夏、初めて独自の醸造に取り組み翌年シックスクローヴズワインを立ち上げ現在に至る。